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所蔵作品展

近代工芸の名品 —[特集展示]棗にまつわるエトセトラ

黒田辰秋 螺鈿亥字香盒 1935 東京国立近代美術館蔵

三浦小平二 青磁飾り壺 1989 東京国立近代美術館蔵

音丸耕堂 彫漆薺文茶入 1959頃 東京国立近代美術館蔵

黒田辰秋 白檀塗四稜茶器 1975頃 東京国立近代美術館蔵

 棗(なつめ)は、茶道具のひとつで抹茶を入れる木製漆塗の蓋物容器のことを指し、ナツメの実のかたちに類似することからその呼び名がついたとされる。実用的でコンパクトなサイズと軽さ、そして手触りから、身近な道具として、これまで多くの茶人の好みを反映し、あらゆるかたちが展開されてきた。

 本展では、人間国宝をはじめ、近現代の工芸作家が手がけた名品約100点を展示。作品鑑賞のみならず、構造、製法や装飾技術の面からも棗を紹介する。

 手のひらの中に収まるサイズという道具の特徴的な制約がつくり手を触発し、表情豊かな作品の数々を生み出した。訪れた人は、ここで用と美のせめぎ合いを目の当たりにするだろう。