EXHIBITIONS
山本渉「欲望の形 /Desired Forms(2012-2017)」
写真家・山本渉が現在取り組む、男性用性玩具「オナホール」の内側を石膏で固め、取り出した立体物を撮影した写真群「欲望の形」。オナホールの空洞部分を反転し、人工的なペニスとして撮影することによって、欲する者の総体をとらえようとする試みだ。
本展では、2012年に発表した同シリーズと共通の手法を用いたモノクロ等身大プリントと、オナホールのパッケージに描かれるキャラクターを光(プロジェクション)として石膏像に投影したカラープリントの作品を発表。リサーチのために2007年より秋葉原のアダルトショップでアルバイトを始め、08年の秋葉原通り魔事件を目撃し、この10年間の停滞と進展の観察してきた山本のイメージを体現する。
本展では、2012年に発表した同シリーズと共通の手法を用いたモノクロ等身大プリントと、オナホールのパッケージに描かれるキャラクターを光(プロジェクション)として石膏像に投影したカラープリントの作品を発表。リサーチのために2007年より秋葉原のアダルトショップでアルバイトを始め、08年の秋葉原通り魔事件を目撃し、この10年間の停滞と進展の観察してきた山本のイメージを体現する。