EXHIBITIONS
上出⻑右衛門窯「KUTANI CONNEXION」
2019年で創業40年の節目を迎える石川県の、九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」。いつの時代にも古びることなく瑞々しくありたいと、同窯の6代目にあたる上出惠悟は、タイヤがついた急須や、アイスクリームのコーンのような盃や牛乳瓶など、窯の製品や意匠に斬新な一手間を加え、伝統に固執せず軽妙洒脱な表現を続けている。
とりわけ、上出が近年力を注いでいるのは、これまでにありそうでなかった新しい絵柄や、造形の数々。招猫や雛、武者などの人形や、フクロウと漢字をモチーフにした「寿福老」のシリーズは、上出のクリエーションが遺憾なく発揮され、目標としている瑞々しさと普遍性を感じさせる。
2010年にスパイラルガーデンで行われた「使う・愛でる・遊ぶ」がテーマの個展からスタートした「KUTANI CONNEXION」。本展では、上出長右衛門窯を代表する定番品と、上出がこれまで取り組んで来た新しい製品、夢に現れたという犬のかたちの浅い皿「向付」など、待望の新作も含めて幅広く展示する。
とりわけ、上出が近年力を注いでいるのは、これまでにありそうでなかった新しい絵柄や、造形の数々。招猫や雛、武者などの人形や、フクロウと漢字をモチーフにした「寿福老」のシリーズは、上出のクリエーションが遺憾なく発揮され、目標としている瑞々しさと普遍性を感じさせる。
2010年にスパイラルガーデンで行われた「使う・愛でる・遊ぶ」がテーマの個展からスタートした「KUTANI CONNEXION」。本展では、上出長右衛門窯を代表する定番品と、上出がこれまで取り組んで来た新しい製品、夢に現れたという犬のかたちの浅い皿「向付」など、待望の新作も含めて幅広く展示する。




