EXHIBITIONS

イグ・ノーベル賞の世界展

悪臭のガス(おなら)を防ぐ、交換可能な炭素フィルターがついた気密性の下着「アンダー・イーズ」を発明したこと Photo by Jon Chase / Harvard News Office

バッタが映画「スターウォーズ」を見ているときに興奮することに対して Photo by Claire Rind

34年間、自分の食事を撮影し、食べたものが脳の働きや体調に影響を分析していることに対して Photo by Alexey Eliseev

2002年のトロフィーテーマは「JARGON」(イメージ)

 「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に賞が与えられる、ノーベル賞のパロディー「イグ・ノーベル賞」。1991年に創設され、日本からは「カラオケ」や「たまごっち」、「バウリンガル」などの商品や、「ウシの排泄物からバニラの香り成分を抽出」「床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさ」といった研究などが選ばれ、日本人の受賞者数は世界トップクラスだという。

 本展は、「イグ・ノーベル賞」を企画運営するサイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』の編集者、マーク・エイブラハムズの協力を得て開催される、世界初の「イグ・ノーベル賞」公式展覧会。ハーバード大学で行なわれる型破りな授賞式の様子や、ユーモア満載なトロフィーも紹介し、「イグ・ノーベル賞」の軌跡を追いながら、笑って、考えさせられるユニークな研究の数々を楽しむことができる。