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EXHIBITIONS

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる1960-1990年代

ナリニ・マラニ ユートピア 1969/ 1976 作家蔵

ワサン・シッティケート 私の頭の上のブーツ 1993 作家蔵 撮影=マニット・スリワニチプーン

張照堂 板橋 1962 作家蔵

ジム・スパンカット ケン・デデス 1975 / 1996 シンガポール国立美術館蔵

FXハルソノ くつろいだ鎖 1975 / 1995 シンガポール国立美術館蔵

パブロ・バエンス・サントス マニフェスト 1985-87 シンガポール国立美術館蔵

 1960年代〜90年代のアジア各地で起きた、絵画、彫刻、版画、写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションといった多様な表現に焦点を当て、アジアの戦後美術を再考する初の展覧会が開催される。

 同時代は植民地支配からの独立と急速な近代化、東西冷戦によるイデオロギーの対立やベトナム戦争の勃発、そして民族間の対立や民主化運動の高揚など、社会を揺るがす大きな出来事が続いた。

 本展で一挙に紹介される、日本、韓国、台湾、中国、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インドほか10を超える国と地域の90組以上による作品約140点。それらは、激動の時代を生きたアーティストたちが、自らの生きるローカルな現実にとって「美術」とは何かを問いかけ、既存のジャンルにとどまらない表現方法を開拓した末に生まれた、挑戦的かつ実験的な作品の数々である。

 東京国立近代美術館で開幕後、本展は2019年にかけて、韓国国立現代美術館、シンガポール国立美術館に巡回する。