EXHIBITIONS

王立宇宙軍 オネアミスの翼

SFアニメができるまで

八王子市夢美術館|09.14 - 11.11

完成映像:ロケット整備塔 © BANDAI VISUAL / GAINAX

制作過程の素材資料:イメージイラスト(シロツグとリイクニが出会った街) © BANDAI VISUAL / GAINAX

完成映像:シロツグとリイクニ © BANDAI VISUAL / GAINAX

制作過程の素材資料:ロケット整備塔 © BANDAI VISUAL / GAINAX

山賀監督製作メモ © BANDAI VISUAL / GAINAX

制作過程の素材資料:ロケット打ち上げ © BANDAI VISUAL / GAINAX

完成映像:ロケット打ち上げ © BANDAI VISUAL / GAINAX

 数々の名作を世に送り出したスタジオ・ガイナックスが、1987年に手がけたSFアニメ映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を紹介する展覧会が開催される。

 同作は地球とよく似た異世界にあるオネアミス王国を舞台に、人類初の有人宇宙飛行計画を取り巻く青春群像劇を描いたもの。監督を務めた山賀博之を中心に、当時新進だったスタジオ・ガイナックスの若きクリエイターたちが劇場向けアニメ映画に初挑戦することは異例であり、それまでのアニメ映画とは一線を画す緻密な設定や映像美は業界に驚きをもたらした。
 
 注目すべき点は、完成映像に使われた設定よりも、実際には使われることのなかった制作過程の素材資料が膨大な数に及んだこと。山賀監督は作品にリアルさを出すためには多種多様なセンスが必要だと考え、クリエイターたちの得意分野に合った素材資料をつくらせ、そこからアニメーションを構築するアイディアやデザインのヒントを得た。

 本展ではその制作過程に着目し、山賀監督の制作メモをはじめ完成に至るまでの資料を初公開。本作品独自の手法による作劇の秘密を明らかにする。