EXHIBITIONS
東アジア文化都市2018金沢 コア事業連携企画
チウ・ジージエ 書くことに生きる
幼少から学んだ「書」を表現の中心に置き、書くことを通じて普遍的で根源的な人間の存在について問い直してきたチウ・ジージエの個展が開催される。
チウは1969年中国福建省出身。アーティスト、キュレーター、また文筆家、教育者として活動。アーティストとしては書をはじめ、写真やビデオ、絵画、インスタレーション、パフォーマンスが融合する作品など、境界にとらわれない作品を展開してきた。近年では、2017年のヴェネチア・ビエンナーレ中国館のディレクターを務める。
代表作に、中国の近代化の記念碑ともいえる「南京長江大橋」にアプローチし、国家と個人の夢と現実が交錯する様を明らかにした《南京長江大橋プロジェクト》(ユーレンス現代美術センター、2009)など。日本では「混浴温泉世界 2012」(大分県)で温泉の噴気を利用した大型彫刻作品を点在させ、「誰が世界を翻訳するのか」展(金沢21世紀美術館、2015)では、「南京長江大橋」をテーマに制作した作品5点を発表した。
交易や移住による交流が豊かな福建省の文化にも大きな影響を受けた、ダイナミックで自由な視点を持つ作品群を手がけるチウ。本展では、世界の有り様を俯瞰し、人と物事の関係を記述することに自身の存在を重ねる、作家の創造と魅力に迫る。
チウは1969年中国福建省出身。アーティスト、キュレーター、また文筆家、教育者として活動。アーティストとしては書をはじめ、写真やビデオ、絵画、インスタレーション、パフォーマンスが融合する作品など、境界にとらわれない作品を展開してきた。近年では、2017年のヴェネチア・ビエンナーレ中国館のディレクターを務める。
代表作に、中国の近代化の記念碑ともいえる「南京長江大橋」にアプローチし、国家と個人の夢と現実が交錯する様を明らかにした《南京長江大橋プロジェクト》(ユーレンス現代美術センター、2009)など。日本では「混浴温泉世界 2012」(大分県)で温泉の噴気を利用した大型彫刻作品を点在させ、「誰が世界を翻訳するのか」展(金沢21世紀美術館、2015)では、「南京長江大橋」をテーマに制作した作品5点を発表した。
交易や移住による交流が豊かな福建省の文化にも大きな影響を受けた、ダイナミックで自由な視点を持つ作品群を手がけるチウ。本展では、世界の有り様を俯瞰し、人と物事の関係を記述することに自身の存在を重ねる、作家の創造と魅力に迫る。