EXHIBITIONS
さよなら、再会をこころに
岐阜県美術館 所蔵名品展
ルドン、ゴーギャン、山本芳翠、川合玉堂、熊谷守一、前田青邨…珠玉のコレクション
2018年11月から約1年間、改修工事を行う岐阜県美術館が、休館前の見納めとしてコレクションから選りすぐった作品約130点を公開する。
開館当時619点だった所蔵品は、35年を経た現在およそ4000点。なかでもオディロン・ルドンの作品254点を所蔵していることから、国内外で「ルドンの美術館」と呼ばれている。さらに、所蔵品全体の約半数が、川合玉堂、前田青邨、山本芳翠、熊谷守一、荒川豊藏ら日本の美術界を代表する岐阜県関係作家の作品であり、充実した展覧会を実現させてきた。
本展では、ルドンが家族以外の人物をモデルに制作した初期の肖像画《ポール・ゴビヤールの肖像》や最初の石版画集《『夢のなかで』Ⅷ.幻視》、ゴーギャンがタヒチでの滞在後に制作した木版画「ノア・ノア・シリーズ」、おとぎ話『浦島太郎』の一場面を、西洋風にアレンジして描いた山本芳翠の《浦島図》ほか、川合玉堂、横山大観の作品も並ぶ。
開館当時619点だった所蔵品は、35年を経た現在およそ4000点。なかでもオディロン・ルドンの作品254点を所蔵していることから、国内外で「ルドンの美術館」と呼ばれている。さらに、所蔵品全体の約半数が、川合玉堂、前田青邨、山本芳翠、熊谷守一、荒川豊藏ら日本の美術界を代表する岐阜県関係作家の作品であり、充実した展覧会を実現させてきた。
本展では、ルドンが家族以外の人物をモデルに制作した初期の肖像画《ポール・ゴビヤールの肖像》や最初の石版画集《『夢のなかで』Ⅷ.幻視》、ゴーギャンがタヒチでの滞在後に制作した木版画「ノア・ノア・シリーズ」、おとぎ話『浦島太郎』の一場面を、西洋風にアレンジして描いた山本芳翠の《浦島図》ほか、川合玉堂、横山大観の作品も並ぶ。