EXHIBITIONS
藤倉麻子「functional,primitive」
映像メディアを用いて、近代都市に存在する原始的な呪術性を見出すことを試みる藤倉麻子。前近代から近代へ移行する過程において生み出された亡霊と、人間によって生産されたにもかかわらず自走する工業製品という、人間の理性を超越した2つの亡霊を現代に仮定し、独自の都市論を展開してきた。
本展では、高速道路と排水設備という都市機能を軸に、現代に漂う2つの亡霊を抽出した映像作品を発表。人の手を離れて自立し得る3DCGソフトの機能を表象するいっぽうで、人間が機能の逸脱の現場に並び立つ様子を探るという。
本展では、高速道路と排水設備という都市機能を軸に、現代に漂う2つの亡霊を抽出した映像作品を発表。人の手を離れて自立し得る3DCGソフトの機能を表象するいっぽうで、人間が機能の逸脱の現場に並び立つ様子を探るという。