EXHIBITIONS

モネ それからの100年

2018.07.14 - 09.24

クロード・モネ 睡蓮 1906 吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)

クロード・モネ ヴィレの風景 1883 個人蔵 © Christie’s Images / Bridgeman Images

クロード・モネ 霧の中の太陽 1904  個人蔵

ゲルハルト・リヒター アブストラクト・ペインティング(CR845-8) 1997 金沢21世紀美術館 撮=木奥惠三 画像提供=金沢21世紀美術館 © Gerhard Richter 2018(0005)

鈴木理策 写真左は《水鏡 14, WM-77》、右は《 水鏡 14, WM-79》 2014 作家蔵 © Risaku Suzuki Courtesy of Taka Ishii Gallery

 印象派を代表する画家、クロード・モネが画業の集大成となる《睡蓮》の制作に着手してから約100年。躍動する線や響きあう色、ゆらめく光や大気の一瞬をとらえる眼差しで描かれたモネの絵画は、画面を超えてどこまでも続いていくかのような様を想起させ、その特質や独創性は様々なかたちで現代まで引き継がれている。

 本展では、日本初公開作品を含むモネの初期〜晩年までの絵画25点と、マーク・ロスコやモーリス・ルイスをはじめとした後世代の26作家による絵画、版画、写真、映像66点を一堂に展示。両者の時代を超えた結びつきを浮き彫りにするとともに、「印象派の巨匠」という肩書にとどまらず、いまもなお生き続けるモネの芸術の魅力に迫る。