描く人、安彦良和

　渋谷区立松濤美術館で「描く人、安彦良和」が開催される。

　安彦良和は、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターとして知られるほか、『アリオン』『ヴイナス戦記』などの漫画家兼アニメ監督、『ナムジ－大國主－』『虹色のトロツキー』『王道の狗』などの歴史漫画家としても活躍してきた。

　本展では、初公開資料を含むアニメ制作の貴重な原稿、美麗なカラーイラスト、デビュー当初から最新作までの漫画原稿などを紹介。およそ50年にわたる創作活動を通して、安彦の圧倒的な画力、壮大な物語性、時代や歴史を見つめる鋭い視点を多角的に展望する。

　なお、会期中に展示替えが行われる。