EXHIBITIONS
岡上淑子コラージュ展―はるかな旅
敗戦後の日本で、美術評論家の瀧口修造によって見出され、「幻のコラージュ作家」として大きな注目を集める岡上淑子の回顧展が開催される。
岡上は、1950年〜56年のわずか7年間でアメリカの進駐軍が残した洋雑誌を切り抜き、貼り合わせ、約140点の独創的なコラージュ作品を制作。その作品は、幻想的でありながら現実感に裏打ちされ、時に苦悩や死の気配を帯びた不穏な物語を感じさせる鮮烈な印象を帯びている。
2000年に72歳で開催された個展以降、再評価され、高知県立美術館や東京国立近代美術館、東京都写真美術館、栃木県立美術館、ヒューストン美術館、ニューヨーク近代美術館など国内外の美術館が作品を収蔵。2015年には、作品集も刊行された。
本展では、国内に所蔵されている貴重な作品約110点が初めて一堂に集結。オリジナルのコラージュ作品と写真作品に加え、新たな試みとしてコラージュをもとに制作したシルクスクリーンプリントとプラチナプリントも展示し、幻の作家の真の姿に迫る。
岡上は、1950年〜56年のわずか7年間でアメリカの進駐軍が残した洋雑誌を切り抜き、貼り合わせ、約140点の独創的なコラージュ作品を制作。その作品は、幻想的でありながら現実感に裏打ちされ、時に苦悩や死の気配を帯びた不穏な物語を感じさせる鮮烈な印象を帯びている。
2000年に72歳で開催された個展以降、再評価され、高知県立美術館や東京国立近代美術館、東京都写真美術館、栃木県立美術館、ヒューストン美術館、ニューヨーク近代美術館など国内外の美術館が作品を収蔵。2015年には、作品集も刊行された。
本展では、国内に所蔵されている貴重な作品約110点が初めて一堂に集結。オリジナルのコラージュ作品と写真作品に加え、新たな試みとしてコラージュをもとに制作したシルクスクリーンプリントとプラチナプリントも展示し、幻の作家の真の姿に迫る。