新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト 特集展示－生誕100年 網谷義郎

　神戸市のBBプラザ美術館で 「新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト 特集展示－生誕100年 網谷義郎」が開催されている。

　本展では、初公開となる作品を中心に 「人」「風景 / 自然」「静物 / 花鳥画」の3つのテーマから、既収蔵品と併せて紹介。カミーユ・コローやジュール・デュプレ、オーギュスト・ルノワール、佐伯祐三など互いに影響し合った作家たちの作品が集っている。コンチェルトにも例えられる、西洋・東洋の壁を超えた作家たちの共演を楽しみたい。

　また、2023年は、神戸を中心に活躍した洋画家・網谷義郎（1923〜82）の生誕100年にあたる。約500点の網谷作品を所蔵する同館で、生涯"人の姿"を見つめた網谷の画業に迫る特集展示も開催されている。