EXHIBITIONS

髙戸蒼月花「session,doorway」

ビーク585ギャラリー
2022.10.21 - 11.15

髙戸蒼月花 参考画像

髙戸蒼月花 参考画像

髙戸蒼月花 参考画像

 大阪のビーク585ギャラリーは、オープニング第2弾の展覧会として、髙戸蒼月花(たかど・つきか)の個展「session,doorway」を開催する。

 髙戸は2020年京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業、22年京都芸術大学大学院芸術専攻美術工芸領域修了。主な個展に「照らして歩いて確かめる」(京都岡崎 蔦屋書店、2022)、「絵の中で集まる」(京都芸術大学大学院修了制作展、2022)などがある。

 髙戸は幼稚園のころから迷路を書くことを好み、そのなかで自分の世界を広げていったという。家具や階段、玄関や天井裏、ふろ場など迷路に書き、架空の登場人物を使い、自由に動かして遊んだ。いまの制作もずっとその延長線上にあり、描かれる平穏な世界は、ときに自身の逃避の場所なのだと作家はいう。そこから生まれる作品には、髙戸の内面世界が広がり、見る者の内側に静かに、強く語りかける。

 作家は本展に寄せて、次のステイトメントを出している。

「幼稚園の頃は迷路を描くのが好きだった。小学生の休み時間は自由帳に空想の家を描いて過ごした。玄関や風呂場、家具、はしご。地上の家や蟻の巣のような地下の家も描いていた。迷路はたくさんの入口や出口、出口からまた入口を作れる。家は自由に増築できるし、誰が住んでも良い。現在の私が絵を描く理由はそれらの延長で、目の前の画面と過去に制作した画面を行き来して過ごしていく(髙戸蒼月花)」。