吉野もも

　吉野ももは1988年東京都生まれ。2012年多摩美術大学油画専攻卒業。14年にロイヤルアカデミースクール（イギリス）での交換留学を経て、翌年東京藝術大学大学院油画専攻修士課程を修了。視覚的なしかけを利用し、目前まで迫るようなトリッキーな平面作品や、二次元の絵が周囲の環境と干渉し合い、非日常の異空間を発生させる絵画インスタレーションを手がけている。近年の個展に、「being」（rinartassociation、群馬、2018）、「Link」（美術画廊ほか館内、西武渋谷店、東京、2017）、「Metamorphose」（SHOWROOM、台北、2017）など。グループ展に、「A LITTLE WEIRD」ISETAN （The Japan Store Kuala Lumpur、クアラルンプール、2017）、「台湾・日本・現代絵画の未来と可能性」（東京藝術大学大学美術館 陳列館、2016）、「黄金町通路 再訪」（高架下スタジオSite-Aギャラリー、神奈川、2014）などがある。