ARTISTS
SIDE CORE
SIDE CORE
SIDE COREは、2012年に発足したアーティスト・コレクティブ。高須咲恵、松下徹、西広太志のメンバーを中心に活動。12年に美術史や日本の歴史を背景にストリートアートを読み解く展覧会「SIDE CORE -日本美術と『ストリートの感性』-」を開催し、その後は、問題意識を歴史から現在の身体や都市に移行する。15年からは表現の場を室内からストリートへ広げ、「都市空間における表現の拡張」をテーマとした展覧会、都市空間に介入するプロジェクトを多数開催。ゲリラ的な作品を街に点在させ、建築や壁画、グラフィティを巡る「MIDNIGHT WALK tour」を不定期に実施するほか、16年に東京の湾岸地域のスタジオ「BUCKLE KOBO」の運営を開始し、都市での表現のあり方を拡張し続けるアーティストたちが、流動的に活動できる場を提供している。18年に市原湖畔美術館と「そとのあそび展」を共同企画・開催。Reborn-Art Festival 2019では、防潮堤周辺の環境を生かした野外作品や、世界各地で制作された壁の作品をとら直すための美術館を建設した。近年参加した展覧会に、「水の波紋」(ワタリウム美術館、東京、2021)、「under pressure」(国際芸術センター青森、2021)、「Alternative Kyoto」(2021)、「TOKYO 2021」(TODA BUILDING)、「大京都 2019 in 京丹後」(2019)、「TENNOZ ART FESTIVAL 2019」、「変容する周辺、近郊、団地」展(東京、2018)などがある。