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内海紗英子

Saeko Utsumi

 内海紗英子は1994年大阪府生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院漆工細目修了。核となるテーマをより美しく注目させるための装置として、漆芸における加飾表現(装飾領
域)を用い、「めぐみ」をキーワードに制作を行う。「めぐみ」とは「人に祝福を与えられる要素」であるととらえ、抽象的な要素を視覚的にわかりやすくすることでその輝きを際立たせることを目指している。主な個展に「イースターの足音」(聖路加第一画廊、東京、2023)、「グローリア」(ギャラリー南蛮、大阪、2021)、「光あれ」(ギャラリー南蛮、大阪、2017)など。「第57回神奈川県美術展」工芸部門奨励賞受賞。