　相模原市内の空き倉庫や住宅をスタジオとして活用しているアーティストがスタジオを公開する「SUPER OPEN STUDIO 2024」が今年も開催される。会期は11月9日〜11日、16日、17日。

　相模原市はアートとのつながりが深く、市内や近隣に数多くの美術系大学が集積するとともに、多くの卒業生が倉庫や工場を改築したスタジオで作品制作を行ってきた。「SUPER OPEN STUDIO」は、うしたスタジオ群のネットワークから生まれたもので、アーティストのスタジオ（制作場所）をオープン（公開）することに主軸を置いたアート・プロジェクトとなっている。

　11年目を迎える今年の「SUPER OPEN STUDIO」では14軒のスタジオを公開。会期中の11月10日、11日、16日、17日はアーティストとともにスタジオを回ることができる500円の巡回バスを1日2便（11時～14時、15時～18時）設定。

　また、各スタジオがデザインしたオリジナルのスタンプラリーも集めることができ、さらにアーティスト・今井しほかが「スタジオに『居る』」をキーワードとした小冊子を各スタジオで配布する。

「SUPER OPEN STUDIO 2024」が相模原で開催。アーティストの制作現場を一斉公開