　アーティストから直接作品を購入できる唯一の販売サイトとして2019年2月に開設された「これやん」。その発起人である放送作家でアート・プロデューサーの倉本美津留と、パークホテル東京が共同開催する展示企画「『いんすぴ』これやん展」が、同ホテルのCorridor Gallery 34で開催中だ。会期は5⽉12⽇まで。

「これやん」はアート作品をウェブ上で展⽰し、抽選制により作品を購⼊できるといった、いままでに無い作品販売サイトだ。開設から4年経った現在では200人を超えるアーティストの300点以上の作品が取り扱われてきた。

　本展では、これやんとパークホテルに所縁のあるアーティストたちが、⽇本に根づいた「ことば」を提⽰。そこから感じたインスピレーションをもとに絵画、⽴体、⼯芸といった様々なジャンルで⾃由に作品を制作することで、作者と受け手がイメージの共有を行うことを目的としている。年齢、性別を超えて⽣み出された「いんすぴ」を通じて、かるたの絵あわせのような楽しさを味わえる企画となっている。

　参加アーティストは、安⻄泉、飯⽥⽂⾹、池⽥千鶴、伊藤⾹奈、今津奈鶴⼦、岩坂卓、イワミズアサコ、内⽥有、⼤河原愛、⼤串ゆうじ、⼤塚健、奥村巴菜、刑部真由、、OZ-尾頭-⼭⼝佳祐、⾓⽂平、⾦丸悠児、Kamihasami、⻲下渚、岸⽥めぐみ、北奥美帆、⽊村浩之、久保進、くるはらきみ、GOHOUBI、近藤智美、柴⽥貴史、下村勝、⽩井由美、しりあがり寿、新直⼦、スガミカ、瀬崎百絵、曽我篤、⾼橋キンタロー、⽥川秀樹、⽵村東代⼦、⼟⽥圭介、富⽥貴智、友成哲郎、豊⽥英証、中村宏太、中村眞弥⼦、にしざかひろみ、根本寛⼦、林ホノカ、平井豊果、広垣彩⼦、細⼭⽥匡宏、牧野永美⼦、村井陽⼦、⼭下健⼀郎、⼭⽥勇⿂、⼭⽥博之、吉實恵、吉武弘樹、若佐慎⼀。

現代アート×日本語の饗宴。「いんすぴ」これやん展がパークホテル東京で開催中