　1976年の長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』以降、『エレファント・マン』『ワイルド・アット・ハート』『マルホランド・ドライブ』といった映画作品を発表し、強い存在感を放ち続けている鬼才、デヴィッド・リンチ。

　リンチがどのようにしてアイデアをキャッチし、物語に変換し、型破りな作品を生み出してきたか、その秘密に迫る講義がスタートする。

　講義の舞台は、2016年にスタートしたオンライン学習システム「MASTER CLASS」。これまでセリーナ・ウィリアムズのテニス講座、ナタリー・ポートマンの俳優講座など、各分野の一線で活躍する人々によるプログラムが公開されてきた人気オンラインサービスだ。

　リンチはここで、「クリエイティビティと執筆のプロセス」「キャスティング」「プロダクション・デザイン：独自の世界を構築するために」「ルールを破る」といった13のクラスを公開する。

　授業料は10400円。その他の講義もすべて受講可能な「ALL ACCESS PASS」は20800円となっている。

デヴィッド・リンチが講師。映画と創造性に関する講義をオンラインでスタート