EXHIBITIONS
SHIKŌ 個展「無限について」
KANA KAWANISHI GALLERYは、アーティストユニット・SHIKŌ(しこう)の個展「無限について」を開催する。
SHIKŌのメンバーは、晃潤、長谷川寛示、伊佐治雄悟の3人。アメリカ生まれの晃潤は現在、東京を拠点に、独学のマルチメディアアーティストとして活動。長谷川は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了したのち、曹洞宗大本山永平寺にて修行を経て僧侶となり、並行して制作を続けている。伊佐治は2019年まで公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンに滞在し、主に日用品を用いた立体作品を発表している。
晃潤を中心にユニットとして活動をするSHIKŌの作品には、仏像がモチーフとして頻繁に登場する。
SHIKŌの提示する仏像は、例えば、西洋に渡った仏教思想が文化の伝搬を経て再び日本に現れるということ、あるいは伊佐治の技法により、融解したプラスチックの集合体として抽象化された仏像が提示されること、または、曹洞宗・永平寺での修行を経て出家した僧侶でもある長谷川の手で、仏具の伝統的技法により制作された木彫の植物を伴っていることなど、いくつもの考察がレイヤーを成している。
今回は、3人の関心事やコンセプト、素材や制作技法を交換しあう準備期間を経て実現した初となる個展。それぞれの個性が化学変化を誘発し合う好機となる。
SHIKŌのメンバーは、晃潤、長谷川寛示、伊佐治雄悟の3人。アメリカ生まれの晃潤は現在、東京を拠点に、独学のマルチメディアアーティストとして活動。長谷川は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了したのち、曹洞宗大本山永平寺にて修行を経て僧侶となり、並行して制作を続けている。伊佐治は2019年まで公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンに滞在し、主に日用品を用いた立体作品を発表している。
晃潤を中心にユニットとして活動をするSHIKŌの作品には、仏像がモチーフとして頻繁に登場する。
SHIKŌの提示する仏像は、例えば、西洋に渡った仏教思想が文化の伝搬を経て再び日本に現れるということ、あるいは伊佐治の技法により、融解したプラスチックの集合体として抽象化された仏像が提示されること、または、曹洞宗・永平寺での修行を経て出家した僧侶でもある長谷川の手で、仏具の伝統的技法により制作された木彫の植物を伴っていることなど、いくつもの考察がレイヤーを成している。
今回は、3人の関心事やコンセプト、素材や制作技法を交換しあう準備期間を経て実現した初となる個展。それぞれの個性が化学変化を誘発し合う好機となる。