巨匠たちの10代 ～世界の巨匠たちが子どもだったころ～

　上田市立美術館で、おかざき世界子ども美術博物館（愛知県岡崎市）の所蔵品による展覧会「巨匠たちの10代 ～世界の巨匠たちが子どもだったころ～」が開催される。

　教科書に載っているようなアーティストたちにも子供の頃があり、絵を描くことに夢中だった人もいれば、案外別のことが得意だった人も。なかには、のちに代表作と言われる画風とは180度違う作品も残している。

　本展では、アーティストたちが10代の頃に描いた絵が集まる。出展作家は、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、エゴン・シーレ、エドヴァルド・ムンク、クロード・モネ、パウル・クレー、ラウル・デュフィ、青木繁、岸田劉生、古賀春江、中島千波ら（会期中、一部展示替えあり）。

「10代」が特別なことはみんな同じ。世界と日本の巨匠たちの子供時代の絵を通して、あの頃に思いを馳せてみてはいかがだろうか。