EXHIBITIONS
関智生・吉岡俊直「half-blind aliens 半盲のエイリアン」
関智生と吉岡俊直による2人展「half-blind aliens 半盲のエイリアン」がGallery OUT of PLACE TOKIOで開催。作家それぞれの新作・近作を中心に展示する。
関は1965年奈良県生まれ。1988年に名古屋芸術大学美術学部を卒業、89年に同大学美術学部研究生を修了し、英国で活動。帰国後は日本画や南画に目を向け、近年では「Real/Red」と「青花」の2つのシリーズを中心に発表している。
「Real/Red」ではアジアの植生をカドミウムレッドの絵具一色で描き、いっぽう天然群青を使った「青花」は、南画に倣いつつ西洋絵画の手法を取り入れて、「実存南画(じつぞんなんが)」と呼んでいる。
吉岡は1972年京都府生まれ。97年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画修了。2014年から京都市立芸術大学で教鞭を執り、自然の振る舞いのデジタルデータ化・物質化をテーマに研究を続けている。
吉岡は制作に「フォトグラメトリ」を導入。写真から3次元データを取得技術で、対象物の色や柄によらず表面の形状のみを抜き出すことができ、作家はこれに目の前の世界の認識を逆照射する可能性を感じているという。
今回の展覧会タイトル「半盲のエイリアン」は、拝戸雅彦(愛知県美術館学芸員)によるもの。Gallery OUT of PLACE TOKIOのウェブサイトにて本展に寄せられたテキストを読むことができる。
関は1965年奈良県生まれ。1988年に名古屋芸術大学美術学部を卒業、89年に同大学美術学部研究生を修了し、英国で活動。帰国後は日本画や南画に目を向け、近年では「Real/Red」と「青花」の2つのシリーズを中心に発表している。
「Real/Red」ではアジアの植生をカドミウムレッドの絵具一色で描き、いっぽう天然群青を使った「青花」は、南画に倣いつつ西洋絵画の手法を取り入れて、「実存南画(じつぞんなんが)」と呼んでいる。
吉岡は1972年京都府生まれ。97年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画修了。2014年から京都市立芸術大学で教鞭を執り、自然の振る舞いのデジタルデータ化・物質化をテーマに研究を続けている。
吉岡は制作に「フォトグラメトリ」を導入。写真から3次元データを取得技術で、対象物の色や柄によらず表面の形状のみを抜き出すことができ、作家はこれに目の前の世界の認識を逆照射する可能性を感じているという。
今回の展覧会タイトル「半盲のエイリアン」は、拝戸雅彦(愛知県美術館学芸員)によるもの。Gallery OUT of PLACE TOKIOのウェブサイトにて本展に寄せられたテキストを読むことができる。