江戸の遊び絵づくし

　町人文化が花開いた江戸時代、大いに人気を博した浮世絵。本展では、江戸の絵師と版元が趣向を凝らした「遊び絵」の世界を取り上げ、美人画や役者絵、名所絵などにとどまらない浮世絵の魅力を紹介する。

　本展には、ユーモアとウィットに溢れた浮世絵111点が集結。これらを「謎解き」「隠し絵」「文字絵」などをキーワードに7つの章で展示するほか、会場には遊び絵を体験できるコーナーも設置される。

　見て、読んで、触ることで、当時の人々がどのように遊び絵に親しんでいたのかを想像し、幅広い世代で江戸の「遊び心」を共有できる場を楽しみたい。