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EXHIBITIONS

「日本の美 美術×デザイン」―琳派、浮世絵版画から現代へ―

富山県美術館|08.09 - 09.15, 09.20 - 10.19

「日本の美 美術×デザイン」―琳派、浮世絵版画から現代へ― ポスター デザイン=三木健

中村芳中 『光琳画譜』より「仔犬」 1802(享和2)刊 千葉市美術館蔵(ラヴィッツ・コレクション) 前期展示

作者不詳 光琳菊文様肩衣 江戸後期 茂山千五郎家蔵 前期展示

喜多川歌麿 青樓七小町 若那屋内白露 江戸時代 光ミュージアム蔵 前期展示

葛飾北斎 『冨獄三十六景』より「常州 牛堀」 1831頃 石川県立美術館蔵 後期展示

 日本美術のもっとも大きな特徴は、その装飾性にあるといわれている。日本人は古来より、 自然の美しい姿を形象化して様々な装飾的表現を生み出し、また表現の単純化や金銀・色彩による「かざりの美」によって、デザイン性の高い独自のスタイルを確立した。

 そのなかでもとくに「琳派」は、やまと絵の伝統を基盤に置きながら、斬新な表現と装飾性の強い大胆な構図により、一頂点を築き上げた。そして庶民芸術として開花した「浮世絵」は、絵師と職人の共同作業による版画を通じて出版業界と結びつき、海外にまでわたってジャポニスムを巻き起こした。

 これら日本美術の装飾性に着目した本展では、琳派など近世の美術から浮世絵版画、近現代日本美術、現代のポスターまで、デザイン性に優れた作品約250点を前後期に分けて紹介。琳派にも影響を与えた奇想の画家、伊藤若冲による拓版画の代表作『玄圃瑶華(げんぽようか)』や『若冲画帖』、平成琳派として知られる山本太郎がゲームキャラクターをモチーフとした《マリオ&ルイージ図屏風》など、古今のアートとデザインの競演を堪能できる。