作家それぞれの創意と工夫、そして表立った出ることは少ない刷り師の努力によって完成する版画作品。鑑賞において、版の回数が生じされる変化、また一点一点、技法と制作年代を照らし合わせていくことで作家の内面の機微が感じられる点も魅力のひとつとなっている。
本展では、世界中で人気を誇る作家や海外作家9名の作家による版画作品37点を展示し、40版も重ねてつくられた作品なども紹介。出品作家は、海老塚耕一 、
草間彌生、クラウス・キリシュ、坂口登、
辰野登恵子、堀浩哉、ヤン・フォス、ロベルト・マッタ、若林奮。
