EXHIBITIONS
アルヴァ・アアルト
もうひとつの自然
生誕120年を迎えるフィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの日本では約20年ぶりとなる本格的な回顧展が開催される。
モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求したアアルトは、パイミオのサナトリウムやマイレア邸に見られるように、建築における有機的な形態と素材の優れた相互作用を体現。また、《アームチェア 41 パイミオ》や《スツール 60》は、近代家具の進化に画期的な役割を果たしただけでなく、ガラス器《サヴォイ・ベース》はフィンランド・デザインのシンボルにもなっている。
本展は、2014年にドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムで始まり、スペインのバルセロナ、マドリード、デンマークのオールボー、フィンランドのヘルシンキ、フランスのパリでの開催に続く国際巡回展。オリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型など300点以上を通して、建築家の生涯とデザイン感覚を紹介する。また、アアルトの有機的な形態はフィンランドの自然や風景から生まれたという従来の見方に加えて、同時代の芸術家たちとの対話も重要であったという新たな視点を示す。
モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求したアアルトは、パイミオのサナトリウムやマイレア邸に見られるように、建築における有機的な形態と素材の優れた相互作用を体現。また、《アームチェア 41 パイミオ》や《スツール 60》は、近代家具の進化に画期的な役割を果たしただけでなく、ガラス器《サヴォイ・ベース》はフィンランド・デザインのシンボルにもなっている。
本展は、2014年にドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムで始まり、スペインのバルセロナ、マドリード、デンマークのオールボー、フィンランドのヘルシンキ、フランスのパリでの開催に続く国際巡回展。オリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型など300点以上を通して、建築家の生涯とデザイン感覚を紹介する。また、アアルトの有機的な形態はフィンランドの自然や風景から生まれたという従来の見方に加えて、同時代の芸術家たちとの対話も重要であったという新たな視点を示す。