EXHIBITIONS
八重樫ゆい「夏から冬までに」
キャンバスに油彩というオーソドックスな絵画の材料を用いて、布生地のパターンを思わせるような色面の作品を手がけてきた八重樫ゆい。MISAKO & ROSENで3度目となる個展を開催する。
近年の展覧会に「Shene Campbell Gallery」(シカゴ、2017)、「The Modern Institute」(グラスゴー、2017)、「Parrasch Heijnen Gallery」(ロサンゼルス、2016)、gallery αM(東京、2016)、「絵画の在りか」(東京オペラシティーアートギャラリー、2014)などがある。また、2017年には八重樫のキュレーションによる「By the lakeside」(Shane Campbell Gallery)が行われた。
16年の八重樫の個展に際して、美術批評家のデヴィッド・ペーゲルはロサンゼルスタイムズの中で、以下のレビューを寄せている。
「八重樫による親密な抽象が放つ無音の静けさは、厳粛な状況や神聖な空間における沈黙の権威性とは何の関係もない。それとは逆に、そこには、何か美しいものを目にしたときに人が思わず息を飲んでしまう、あの瞬間をめぐる全てがある。それは、現実から浮き足立って目眩を覚えるには短すぎる、しかし特別な何かの存在に接していると気づくには十分に長い時間なのだ」(デヴィッド・ペーゲル)
近年の展覧会に「Shene Campbell Gallery」(シカゴ、2017)、「The Modern Institute」(グラスゴー、2017)、「Parrasch Heijnen Gallery」(ロサンゼルス、2016)、gallery αM(東京、2016)、「絵画の在りか」(東京オペラシティーアートギャラリー、2014)などがある。また、2017年には八重樫のキュレーションによる「By the lakeside」(Shane Campbell Gallery)が行われた。
16年の八重樫の個展に際して、美術批評家のデヴィッド・ペーゲルはロサンゼルスタイムズの中で、以下のレビューを寄せている。
「八重樫による親密な抽象が放つ無音の静けさは、厳粛な状況や神聖な空間における沈黙の権威性とは何の関係もない。それとは逆に、そこには、何か美しいものを目にしたときに人が思わず息を飲んでしまう、あの瞬間をめぐる全てがある。それは、現実から浮き足立って目眩を覚えるには短すぎる、しかし特別な何かの存在に接していると気づくには十分に長い時間なのだ」(デヴィッド・ペーゲル)