シロヤマユリカ個展「Yolk」

　日本橋馬喰横山のSOM GALLERYで、シロヤマユリカの個展「Yolk」が開催されている。

　シロヤマユリカは東京都出身のイラストレーター・アーティスト。武蔵野美術大学でグラフィックデザインを学んだ後にニューヨークに渡り、現在は東京を拠点に活動。制作においては、イラストレーターとしての経験を活かし、実際に目にした日常の何気ない時間と空間を元に思考やドローイングを交え、新たなビジュアルをつくり出してきた。

　本展会場では、キャンバスペインティング約15点と、日課として描き続けているドローイング作品数十点を発表する予定。シロヤマが日々描いているドローイングを具現化させたような色と動きを加えた新しいシリーズ《Aquarium》や、机、椅子、卵、花といった構成要素とデジタルツールを駆使して構成された色の配置からそれぞれの関係性を連想させる《Mayonnaise》など、まったく違うシーンを行き来する作品群が楽しめるという。