そごう美術館

　そごう美術館は、横浜の新しい都市づくりを目指す「みなとみらい21計画」の先駆的役割を担い、1985年にそごう横浜店6階に開館。神奈川の地域文化に貢献すると同時に、広く世界の文化にも目を向けたいという考えから、百貨店における博物館としては日本で初めて博物館法に基づく登録を行った。

　コレクションは、鈴木信太郎などの油彩・水彩約200点を中心に収蔵し、展覧会では洋画・日本画・工芸・彫刻・版画・書・写真など国内外の幅広いジャンルの芸術品を紹介。さらに美術講演会、コンサートなどを通じて、地域に身近な文化拠点のひとつとして積極的な文化の啓蒙活動に努めている。