SHAPE OF US

　BnA Alter MuseumとFabCafe Kyotoの2会場で、グループ展「SHAPE OF US」が開催。京都精華大学特任講師を務めるやんツーのゼミに所属する、有志の学生9名が参加する。本展協力は、京都精華大学デザイン学部デザイン学部ビジュアルデザイン学科。

　参加作家は、井入俊昭、加藤千恵子、小谷野航平、小山佳奈、ninado、平岡真生、向井彩夏、山口和真、吉田優夏。本展では、問題意識を持ち、各々の現在地として自らのかたちを模索し続け制作された作品が展示される。

　学生9名の姿勢はニューノーマルな現代に、個の維持と外部との接続を図ることの重要性を訴えるものであり、夏目漱石が唱えた個人主義と共鳴する。「SHAPE OF US」の言葉には、漱石の個人主義にも似た、自分を見失わずに社会と手をつなぎたいという切実な願いが込められている（本展ステイトメントより）。