100点の名画でめぐる100年の旅

　ポーラ美術館は開館15周年を記念し、特別なコレクション展が開催される。

　美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目・鈴木常司により40数年をかけて収集され、西洋絵画、日本の絵画、ガラス工芸、東洋陶磁、化粧道具など、多岐にわたるジャンルを持ち、約1万点を数えるまでとなった。
　
　とりわけ絵画のコレクションには、モネやルノワール、セザンヌ、ピカソ、マティスなど、19世紀〜20世紀にかけて活躍した画家たちの重要な作品が体系的に集められている。

　本展では、美術館が選ぶ名作ベスト100、洋絵画71点、日本の洋画29点を厳選して紹介。画家や芸術運動、主題や時代に関わる20のテーマに分け、19世紀半ばから世紀転換期を経て20世紀にいたるまで、約100年間の西洋と日本の近代絵画の流れを旅できるような贅沢な展示構成となる。