EXHIBITIONS
柳原義達 展
日本を代表する彫刻家のひとり、柳原義達(1910〜2004)の展覧会が足利市立美術館で開催されている。
オーギュスト・ロダン、アントワーヌ・ブールデルに影響を受け、戦前から彫刻の制作を開始した柳原。1953年に渡仏して新たな具象彫刻を展開し、対象の本質に迫る緊張感に満ちた造形性が、日本でのちに続く、具象彫刻の可能性を広げていった。
本展では、柳原義達記念館を有する三重県立美術館のコレクションより、《風の中の鴉》(1984)、《坐る》(1960)、《鳩と裸婦》(1999)など、代表的な彫刻と素描を展示。鳩や人といった生き物の魂をもとらえたような、柳原の具象彫刻の魅力を紹介する。
オーギュスト・ロダン、アントワーヌ・ブールデルに影響を受け、戦前から彫刻の制作を開始した柳原。1953年に渡仏して新たな具象彫刻を展開し、対象の本質に迫る緊張感に満ちた造形性が、日本でのちに続く、具象彫刻の可能性を広げていった。
本展では、柳原義達記念館を有する三重県立美術館のコレクションより、《風の中の鴉》(1984)、《坐る》(1960)、《鳩と裸婦》(1999)など、代表的な彫刻と素描を展示。鳩や人といった生き物の魂をもとらえたような、柳原の具象彫刻の魅力を紹介する。