EXHIBITIONS
村田峰紀「effect」
パフォーマンスなどによって、抑圧された言葉を表現してきた村田峰紀。その個展「effect」がrin art associationで開催される。
村田は1979年群馬県生まれ。2005年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。原初的な行為で「かく」ことの語源にある4つの要素を、意識=書く、結果=描く、行為=掻く、潜在=欠く、ととらえてドローイング制作やパフォーマンスを行う。主な展示とパフーマンスに、「International Performance Art Biennale in Vancouver」(Ground Floor Art Centre、カナダ、2019)、「borderman」(Art Center Ongoing、東京、2019)など。Ongoing Collective、身体の人たちに在籍し活動を続けている。
村田は、その圧倒的なパフォーマンスにおいて、目を閉じ身体感覚を研ぎ澄ませることに重点を置いてきた。また制作においても「視覚は自我が強く反映されるため、身体感覚にエラーをもたらす」と語り、可能な限り視覚を遠ざけていた。
しかし、2020年に人々を恐怖に陥れたウイルスは姿が見えず、日常の見直しを迫られたことから、「見る」ということの原点に立ち戻り、これまでの自身の視点のあり方を更新・再構成し制作に向き合ったという。
本展は、ライブパフォーマンスから離れ、日々ドローイングと対峙した村田の、新たな展開を見せる。
村田は1979年群馬県生まれ。2005年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。原初的な行為で「かく」ことの語源にある4つの要素を、意識=書く、結果=描く、行為=掻く、潜在=欠く、ととらえてドローイング制作やパフォーマンスを行う。主な展示とパフーマンスに、「International Performance Art Biennale in Vancouver」(Ground Floor Art Centre、カナダ、2019)、「borderman」(Art Center Ongoing、東京、2019)など。Ongoing Collective、身体の人たちに在籍し活動を続けている。
村田は、その圧倒的なパフォーマンスにおいて、目を閉じ身体感覚を研ぎ澄ませることに重点を置いてきた。また制作においても「視覚は自我が強く反映されるため、身体感覚にエラーをもたらす」と語り、可能な限り視覚を遠ざけていた。
しかし、2020年に人々を恐怖に陥れたウイルスは姿が見えず、日常の見直しを迫られたことから、「見る」ということの原点に立ち戻り、これまでの自身の視点のあり方を更新・再構成し制作に向き合ったという。
本展は、ライブパフォーマンスから離れ、日々ドローイングと対峙した村田の、新たな展開を見せる。