EXHIBITIONS
内藤忠行展「W3」
ジャズミュージシャンのポートレイトやアフリカの地などを撮影してきた写真家・内藤忠行の個展がSYP Galleryで開催される。
内藤は1941年東京都生まれ。64年に東京デザイナーズ学院写真科を卒業後、単身でニューヨークに渡り、ジャズミュージシャンの撮影を開始。その後、マイルス・デイヴィスとの出会いから、自身の表現に磨きをかけ、74年からはジャズのルーツであるアフリカを精力的に訪れ、多くの写真を手がける。80年後半より日本文化に回帰。「桜」「庭園」「蓮」などを撮り、独自の世界をつくり出す。
近年はドクロや雲などを被写体にして、精力的に作品を制作。2005年、スワミナサン財団によるプロジェクトの一環である「モダン・マスターズ・オブ・フォトグラファー/ジャパン」の12人の写真家のひとりに選出され、作品は東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム、安中現代美術館(群馬)などに収蔵されている。
直感的に写真を選び、ジャズを最初のテーマとし写真家を志した内藤。作品制作のなかで「トーン」を重視し、被写体にふさわしいトーンが適正露出であり、内藤のスタイルとなっている。そして内藤はいま、二次元の写真のなかにリアルとポエジーを同時に存在させようと試みている。
本展では、マイルス・デイヴィスの写真、アフリカ、ゼブラなど、内藤の家のリビングに飾られた作品の数々を再構築して展示。これまでの道筋をたどり、いまだに自分自身の表現を模索し続ける内藤の脳内を垣間見るような構成となる。
内藤は1941年東京都生まれ。64年に東京デザイナーズ学院写真科を卒業後、単身でニューヨークに渡り、ジャズミュージシャンの撮影を開始。その後、マイルス・デイヴィスとの出会いから、自身の表現に磨きをかけ、74年からはジャズのルーツであるアフリカを精力的に訪れ、多くの写真を手がける。80年後半より日本文化に回帰。「桜」「庭園」「蓮」などを撮り、独自の世界をつくり出す。
近年はドクロや雲などを被写体にして、精力的に作品を制作。2005年、スワミナサン財団によるプロジェクトの一環である「モダン・マスターズ・オブ・フォトグラファー/ジャパン」の12人の写真家のひとりに選出され、作品は東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム、安中現代美術館(群馬)などに収蔵されている。
直感的に写真を選び、ジャズを最初のテーマとし写真家を志した内藤。作品制作のなかで「トーン」を重視し、被写体にふさわしいトーンが適正露出であり、内藤のスタイルとなっている。そして内藤はいま、二次元の写真のなかにリアルとポエジーを同時に存在させようと試みている。
本展では、マイルス・デイヴィスの写真、アフリカ、ゼブラなど、内藤の家のリビングに飾られた作品の数々を再構築して展示。これまでの道筋をたどり、いまだに自分自身の表現を模索し続ける内藤の脳内を垣間見るような構成となる。