EXHIBITIONS
星拳五 個展「転がる器のメタモルフォシス」
現代の多様化されたイメージを扱い、実験的な制作を行うアーティスト・星拳五(ほし・けんご)の個展「転がる器のメタモルフォシス」が、原宿のFL田SHで開催。会期は6月18日~6月21日まで。
星は1992年京都府生まれ。京都精華大学で版画領域を専攻。インターネットに拡がるイメージを石に保存することで、物理的なアーカイヴをする「off-Internet」シリーズをメインに制作活動を行う。
星は今回、「インターネット・ミームをプリミティブ(原始的)な状態で保存する」ことにフォーカス。未来でインターネット情報社会が破綻することを可能性のひとつとして考え、0と1から構成されたインターネットから「インターネット・ミーム」を拾い上げ、石に保存することにした。
「インターネット・ミーム」とは、インターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのことで、インターネットユーザーの拡散行動を商業利用の手法の一例としても知られる。
石という物質に保存された文化的情報を後世に繋げるひとつの手段として展開する本展は、作品を購入することによって文化的な情報を半永久的に残していく過程に加担することできる展覧会。星の作品を鑑賞、また収集することで、インターネットに潜む文化的情報を後世に残す協力者として、その取り組みを見届けたい。
星は1992年京都府生まれ。京都精華大学で版画領域を専攻。インターネットに拡がるイメージを石に保存することで、物理的なアーカイヴをする「off-Internet」シリーズをメインに制作活動を行う。
星は今回、「インターネット・ミームをプリミティブ(原始的)な状態で保存する」ことにフォーカス。未来でインターネット情報社会が破綻することを可能性のひとつとして考え、0と1から構成されたインターネットから「インターネット・ミーム」を拾い上げ、石に保存することにした。
「インターネット・ミーム」とは、インターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのことで、インターネットユーザーの拡散行動を商業利用の手法の一例としても知られる。
石という物質に保存された文化的情報を後世に繋げるひとつの手段として展開する本展は、作品を購入することによって文化的な情報を半永久的に残していく過程に加担することできる展覧会。星の作品を鑑賞、また収集することで、インターネットに潜む文化的情報を後世に残す協力者として、その取り組みを見届けたい。