EXHIBITIONS

1000年忌特別展

源信 地獄・極楽への扉

2017.07.15 - 09.03

六道絵のうち 阿鼻地獄(部分) 滋賀・聖衆来迎寺蔵 国宝 展示期間=7.15-8.6

六道絵のうち 阿鼻地獄 滋賀・聖衆来迎寺蔵 国宝 展示期間=7.15-8.6

六道絵のうち 人道不浄相 滋賀・聖衆来迎寺蔵 国宝 展示期間=7.15-8.6

地獄草紙のうち鉄磑所 奈良国立博物館蔵 国宝 展示期間=8.8-9.3

二十五菩薩坐像のうち宝蔵菩薩 京都・即成院蔵 重要文化財 展示期間=7.15-8.6

阿弥陀聖衆来迎図 和歌山・有志八幡講蔵 国宝 展示期間=8.22-9.3

 奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)(942~1017)。

 源信は、死後阿弥陀如来の来迎を受け、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めた僧として知られ、『往生要集』(おうじょうようしゅう)などにより源信が示した具体的な死後の世界のイメージは、後世へも多大な影響を及ぼした。

 地獄絵を含む六道絵(ろくどうえ)や阿弥陀来迎図(あみだらいごうず)といった源信の影響下で生まれた名品が一堂に会する本展。死後の世界へのイマジネーションを体感するとともに、真摯に死と向き合った名僧の足跡を知ることができる。