東京讃歌「somewhere」

　雑誌や広告などで幅広く活動するフォトグラファー・女鹿成二（めが・せいじ）が、東京讃歌というチームで撮影してきた作品の展示が開催される。

　女鹿は1990年岩手県生まれ。2011年日本写真芸術専門学校を卒業後、スタジオ23へ入社。14年より今城純に師事し、17年に独立する。近年は『ar』や『Ray』などのファッション誌を中心に撮影を手がけるほか、自身のアートワークも発表している。現在雑誌『& Premium 』のウェブサイトにて「今月の写真家、今日の一枚。」を連載中。

　本展では、2人の姉妹がどこかへ旅する姿を追いかけた作品《somewhere》を展示。春夏秋冬の季節のなかでゆっくりと撮影された作品からは、自然体で飾らない2人の空気感や、穏やかで微笑ましい旅の様子が伝わってくるだろう。