EXHIBITIONS
太田の美術vol.3
2020年のさざえ堂——現代の螺旋と100枚の絵
江戸時代後期に関東以北で建てられ、群馬県太田市・曹源寺に現存する螺旋構造の仏堂「さざえ堂」は、平安時代には行われていたという「百観音巡礼」に倣った回廊式の建築物。三層構造の空間に3ヶ所(秩父・坂 東・⻄国)に計100体の観音像を安置することで、100ヶ所の観音霊場を巡礼するを簡略化し、参拝者はサザエのような「螺旋」状の空間を回って歩きながら、観音像に祈願することができる。
太田市には2つの螺旋状の建造物があり、ひとつはこの「曹源寺さざえ堂」。そしてもうひとつに、平田晃久の設計で2017年に開館した三層構造の複合施設「太田市美術館・図書館」がある。
本展「2020年のさざえ堂——現代の螺旋と100枚の絵」は、曹源寺さざえ堂が国の重要文化財に指定されたことを機に、現代のさざえ堂とも言える太田市美術館・図書館で実施する展覧会。
参加作家に、音楽家・アーティストの蓮沼執太と、日本画家の三瀬夏之介、アーティストの持田敦子の3名を迎え、絵画、音+映像、インスタレーションで「さざえ堂」と「螺旋」にアプローチしつつ、「百観音巡礼」に倣って、画家・高橋大輔による計100枚の絵を各フロアに展示することで、さざえ堂の構造・意義に対して新たな可能性を投げかける。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、3月26日まで開催を中止。再開については公式ウェブサイトにて案内。
太田市には2つの螺旋状の建造物があり、ひとつはこの「曹源寺さざえ堂」。そしてもうひとつに、平田晃久の設計で2017年に開館した三層構造の複合施設「太田市美術館・図書館」がある。
本展「2020年のさざえ堂——現代の螺旋と100枚の絵」は、曹源寺さざえ堂が国の重要文化財に指定されたことを機に、現代のさざえ堂とも言える太田市美術館・図書館で実施する展覧会。
参加作家に、音楽家・アーティストの蓮沼執太と、日本画家の三瀬夏之介、アーティストの持田敦子の3名を迎え、絵画、音+映像、インスタレーションで「さざえ堂」と「螺旋」にアプローチしつつ、「百観音巡礼」に倣って、画家・高橋大輔による計100枚の絵を各フロアに展示することで、さざえ堂の構造・意義に対して新たな可能性を投げかける。
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、3月26日まで開催を中止。再開については公式ウェブサイトにて案内。