Square展［30×30cmの正方形展］

　ギャラリー58が2014年から開催してきた「Square展」は、縦30センチ×横30センチ、奥行き自由という規定のサイズで表現された絵画、版画、金属、テキスタイルなどによる展覧会シリーズ。7回目となる今年は、作家46名が新作各1点を発表する。

　本展には、20代の新人から、篠原有司男や中村宏、吉野辰海などのベテランまで幅広く参加。30センチ四方という制約された枠内に作家の個性が凝縮され、また若手・ベテランの隔たりなく、五十音順で横一列に並べる展示方法も見どころとなる。

　そのほかの出品作家は、秋山恭子、石井博康、石橋髙次、伊藤信太朗、石見香賀里、上里洋、大野洋平、大和田詠美、小川幸一、鍵井保秀、橘田由香、桑野進、小鶴幸一、さかいようこ、坂口寛敏、鎭目紋子、相馬博、曽奈迪代、高野向子、髙橋理美、髙橋静江、髙橋桃、瀧島里美、田中彰、田中信太郎、谷口靖、東郷拓巳、中内亜由美、長峰麻貴、西田知代、根本高國、フクダユウヂ、藤原恭子、前野みさと、三浦健、水上綾、森勢津美、山下耕平、山本一樹、吉住暁、吉田公美、吉山裕次郎、若狭倫一。

　2019年8月に逝去した田中信太郎の作品《無域－残像の教会》を追悼展示する。