EXHIBITIONS
倉俣史朗 小展示
1960年代後半から最新の科学技術に可能性を見出し、空間デザイン、家具デザインの分野で革新的な作品を発表した世界的デザイナー・倉俣史朗。希有な存在、そしてアクリル、グラス、アルミニウム、スチールメッシュを多用した独創性の高い作品から、没後も多くの人々に影響を与え続けている。
本展では、個展や回顧展、文献でもほとんど紹介されることなく、長い間埋もれていた版画作品《無極 Ⅰ》《無極 Ⅱ》を没後初公開。このほか、浮遊感と透明感にあふれたフラワーベース、《ガラスの椅子》のミニチュア作品、繊細な秒針が時を刻む《Just in time》(時計)、磯崎新設計のつくば第一ホテルに使われた家具など、倉俣の美意識に貫かれた立体作品を中心に、代表作《ミス・ブランチ》のマテリアルとして使われた、薔薇を封印したアクリル・オブジェ(没後制作)なども展示する。
ギャラリーの壁面には、1972年の南画廊での「三木富雄展」(デザイン=倉俣史朗、写真=小川隆之)のポスターはじめ、東京やストックホルム、ウィーンなど国内外で開催された回顧展の貴重なポスターが飾られるほか、同時代に倉俣と協働した磯崎新や安藤忠雄のドローイング、版画作品も並ぶ。
本展では、個展や回顧展、文献でもほとんど紹介されることなく、長い間埋もれていた版画作品《無極 Ⅰ》《無極 Ⅱ》を没後初公開。このほか、浮遊感と透明感にあふれたフラワーベース、《ガラスの椅子》のミニチュア作品、繊細な秒針が時を刻む《Just in time》(時計)、磯崎新設計のつくば第一ホテルに使われた家具など、倉俣の美意識に貫かれた立体作品を中心に、代表作《ミス・ブランチ》のマテリアルとして使われた、薔薇を封印したアクリル・オブジェ(没後制作)なども展示する。
ギャラリーの壁面には、1972年の南画廊での「三木富雄展」(デザイン=倉俣史朗、写真=小川隆之)のポスターはじめ、東京やストックホルム、ウィーンなど国内外で開催された回顧展の貴重なポスターが飾られるほか、同時代に倉俣と協働した磯崎新や安藤忠雄のドローイング、版画作品も並ぶ。