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[企画展]水を描く ―広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお―

山種美術館|07.14 - 09.06

千住博 ウォーターフォール 平成7(1995) 山種美術館蔵

川端龍子  鳴門(左隻) 昭和4(1929) 山種美術館蔵

奥村土牛  鳴門 昭和34(1959) 山種美術館蔵

川合玉堂  渓雨紅樹 昭和21(1946) 山種美術館蔵

東山魁夷 緑潤う 昭和51(1976) 山種美術館蔵

 日本美術に表された水に注目し、水を描いた絵画を一堂に集めた展覧会が開催される。

 豊かな水源に恵まれた日本では、水はつねに人々の生活とともにあり、美術作品においても様々に描かれてきた。躍動感のある波や光を反射する水面など、刻々と表情を変化させる水は、多くの画家の創作意欲を掻き立て、水を描いた絵画には優れた技巧や多彩な表現を見ることができる。

 本展では、山種美術館が所蔵する江戸時代の浮世絵から近代・現代の日本画まで、水が描かれた作品を厳選して紹介。川や海の流動する姿を生き生きととらえた奥田元宋(げんそう)の《奥入瀬(秋)》や川端龍子の《鳴門》、勢いよく流れ落ちる滝を迫力ある大画面に描いた奥村土牛《那智》や千住博による《ウォーターフォール》などを展示する。

 また、激しい夕立のなか、橋を行き交う人々を描いた歌川広重(初代)《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》(後期展示)や、雨に煙る山路を表した川合玉堂《渓雨紅樹》なども揃え、水の表現の幅広さと、画家たちが水に向けてきた眼差しを伝える。

 暑い夏の季節に、涼やかな水の絵画を鑑賞してみてはいかがだろうか。

(作品はいずれも山種美術館蔵 ※会期中、一部展示替えあり)