EXHIBITIONS

岩崎奏波 個展「こうしんするものたち」

2026.10.03 - 10.11
 広島市のLE METTÉ GALLERYで、岩崎奏波による個展「こうしんするものたち」が開催される。会期は10月3日〜11日。

 岩崎は1996年沖縄県生まれ。2020年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業し、22年に同大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域を修了した。主な個展に「project N 101 岩崎奏波」(東京オペラシティ アートギャラリー、2026)、「7本足で夢をみる」(下北沢アーツ、2022)、主なグループ展に「ART LOUNGE PROJECT #5: THE ENDLESS BACKYARD」(LE METTÉ ADELINE ART LOUNGE、2024〜2025)などがある。

 岩崎は、油彩と陶を通して、壊れたものや欠けたものが再び動き出す様を描き出してきた。同ギャラリーで初の個展となる本展のタイトルは、ひらがな表記によって「更新」「交信」「行進」という3つの意味をもつ。割れたカップや花器をモチーフに、金などで繕い修復するのではなく変容を通して立ち上がる新作絵画をはじめ、暗闇で光を放つ蓄光粘土を用いた作品や小振りの陶作品などが並ぶ。欠けた部分をそのまま残しながら、傷に触れるすべてが新たな形へと変化していくプロセスを提示する。