EXHIBITIONS
ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ
アーティゾン美術館で「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」展が開催される。
ゾフィー・トイバー=アルプ(1889〜1943)はスイスのダヴォス生まれ。スイスとドイツの応用芸術学校で学んだ後、1915年にチューリッヒでジャン・アルプと出会い、22年に結婚した。テキスタイル・デザインの教育に従事する傍ら、色彩理論と幾何学的抽象の研究を基盤に空間装飾や絵画も手がけるなど、ジャンルを横断する創作活動を展開した。
ジャン・アルプ(1886〜1966)はドイツのシュトラスブルク(現在のフランスのストラスブール)生まれ。ドイツ国内とパリで美術を学んだ後「青騎士」やダダイスムの活動に参画した。1920年代以降は、独自に創出した造形言語をもって、シュルレアリスムと抽象のあいだを行き来しながら、おもにコラージュやレリーフ、彫刻の領域で創作を行った。
本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップのうえにいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するもの。ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションより、ゾフィー・トイバー=アルプの作品45点、ジャン・アルプの作品約36点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーション作品約7点、計88点が出品予定だ。
ゾフィー・トイバー=アルプ(1889〜1943)はスイスのダヴォス生まれ。スイスとドイツの応用芸術学校で学んだ後、1915年にチューリッヒでジャン・アルプと出会い、22年に結婚した。テキスタイル・デザインの教育に従事する傍ら、色彩理論と幾何学的抽象の研究を基盤に空間装飾や絵画も手がけるなど、ジャンルを横断する創作活動を展開した。
ジャン・アルプ(1886〜1966)はドイツのシュトラスブルク(現在のフランスのストラスブール)生まれ。ドイツ国内とパリで美術を学んだ後「青騎士」やダダイスムの活動に参画した。1920年代以降は、独自に創出した造形言語をもって、シュルレアリスムと抽象のあいだを行き来しながら、おもにコラージュやレリーフ、彫刻の領域で創作を行った。
本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップのうえにいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するもの。ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションより、ゾフィー・トイバー=アルプの作品45点、ジャン・アルプの作品約36点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーション作品約7点、計88点が出品予定だ。