EXHIBITIONS
近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は
水戸芸術館 現代美術ギャラリーで「近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は」が開催される。
近藤亜樹は、東日本大震災の余波に人々の心が揺らぐ2012年に画家としてデビュー。日常の事物や記憶に残る人々の面影、植物、幼子の言葉といったプライベートなモチーフから、生と死や超越的な自然の力といったテーマまでを自身のなかに受け止め、それらを描くことで異なる者同士が「いま・ここ」につながりあう世界を展望してきた。ときに抗しがたい出来事に向きあい、他者の存在やつながりを感じ取るなかで生み出されてきたその作品は、小さくささやかな存在や名状しがたい兆しに光をあて、人間の感受性を呼び覚ます。
本展では、生への肯定や他者とともにあること、人間的な尺度を越えた自然の世界、植物とのささやかな交感、芸術の根源に対する問いなどをテーマに、絵画表現の可能性を切り開く近藤の現在を、建築家・青木淳による展示構成によって展覧。会場では、近藤の2022年以降の作品と、今展に向けて制作された50点を越える新作を一挙に展示する。
近藤亜樹は、東日本大震災の余波に人々の心が揺らぐ2012年に画家としてデビュー。日常の事物や記憶に残る人々の面影、植物、幼子の言葉といったプライベートなモチーフから、生と死や超越的な自然の力といったテーマまでを自身のなかに受け止め、それらを描くことで異なる者同士が「いま・ここ」につながりあう世界を展望してきた。ときに抗しがたい出来事に向きあい、他者の存在やつながりを感じ取るなかで生み出されてきたその作品は、小さくささやかな存在や名状しがたい兆しに光をあて、人間の感受性を呼び覚ます。
本展では、生への肯定や他者とともにあること、人間的な尺度を越えた自然の世界、植物とのささやかな交感、芸術の根源に対する問いなどをテーマに、絵画表現の可能性を切り開く近藤の現在を、建築家・青木淳による展示構成によって展覧。会場では、近藤の2022年以降の作品と、今展に向けて制作された50点を越える新作を一挙に展示する。