版画工房キドプレス / Gallery KIDO Press 15周年感謝祭「版画祭」

　版画工房として作家とともに版画作品を制作し、ギャラリーとして作家の発表の場を提供してきたGallery KIDO Pressが2018年で15周年を迎えるにあたり、多数の版画作品を展示し、通常より手に取りやすい価格で販売を行う。

　出品作家はイラストやアニメーション、音楽など様々な表現媒体で発信を続け、外国人作家として初の文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞を受賞したタイ出身のウィスット・ポンニミット、よしもとばななや山田詠美、北川悦吏子、夢枕獏ほか多数の装丁画、CDジャケットを手がけ、テレビCMにも出演するなど幅広く活動するMAYA MAXX。

　そのほか、和紙や墨などの従来的な日本画材を用いると同時に、絵具やコラージュなど様々な素材・技法を柔軟に取り込むことで日本画の可能性を問う三瀬夏之介、ごくありふれた日常の中から選んだイメージを、淡々と抑制された表現で絵画化する阪本トクロウが参加する。