追悼 白川義員写真展「天地創造」

　愛媛県美術館は、「追悼 白川義員写真展『天地創造』」を開催している。

　愛媛県四国中央市出身の写真家・白川義員（しらかわ・よしかず、1935〜2022）は、世界各地の荘厳な大自然を被写体とし、長年撮影を続けた。「アルプス」にはじまり、「ヒマラヤ」「アメリカ大陸」「聖書の世界」「中国大陸」などのシリーズを制作。全12シリーズの集大成のひとつとして「永遠の日本」を発表し、そして最期のシリーズとなったのが今回展示される「天地創造」だ。

　本展では、近年注目されるアメリカの景勝地「ザ・ウェーブ」やボリビアのウユニ塩湖ほか最晩年の作品も含め、白川がおよそ50年にわたり撮影した作品のなかから、作家本人が選んだ196点を紹介する。