EXHIBITIONS
磯崎新「Form and Spirit」
MISA SHIN GALLERYは、建築家・磯崎新による個展「Arata Isozaki: Form and Spirit」を開催する。
磯崎は1931年大分市生まれ。54年東京大学工学部建築学科卒業。63年磯崎新アトリエを設立し、以降、群馬県立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場など世界各地で建築や都市の設計に携わってきた。国内での近年の個展に「磯崎新の謎」(大分市美術館、2019)。またヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナーなど、世界各地での建築展、美術展のキュレーションや、コンペティションの審査委員、シンポジウムの議長なども務める。
本展では1970年代の代表作、群馬県立近代美術館から1990年代の水戸芸術館など、磯崎自身が設計した建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化したドローイングやシルクスクリーン作品を中心に展示する。
「建築は、地形の特性も、生活の臭いも、背後のわい雑な電柱や看板もない。純粋な幾何学性をもった空間や、ひとつの形式としての構造体でしかない。その有様だけをシルクスクリーンで定着する。『還元シリーズ』は、そこで、幾何学的な立体、架構体、そしてプライマリーな色彩、それだけに還元された建築の原始形態なのである(磯崎新)」。
磯崎は1931年大分市生まれ。54年東京大学工学部建築学科卒業。63年磯崎新アトリエを設立し、以降、群馬県立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場など世界各地で建築や都市の設計に携わってきた。国内での近年の個展に「磯崎新の謎」(大分市美術館、2019)。またヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナーなど、世界各地での建築展、美術展のキュレーションや、コンペティションの審査委員、シンポジウムの議長なども務める。
本展では1970年代の代表作、群馬県立近代美術館から1990年代の水戸芸術館など、磯崎自身が設計した建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化したドローイングやシルクスクリーン作品を中心に展示する。
「建築は、地形の特性も、生活の臭いも、背後のわい雑な電柱や看板もない。純粋な幾何学性をもった空間や、ひとつの形式としての構造体でしかない。その有様だけをシルクスクリーンで定着する。『還元シリーズ』は、そこで、幾何学的な立体、架構体、そしてプライマリーな色彩、それだけに還元された建築の原始形態なのである(磯崎新)」。