EXHIBITIONS
キャラクター絵画について
パープルームギャラリーは展覧会「キャラクター絵画について」を開催する。
参加作家は、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業後、現在は出身地の宮城県で活動する門眞妙、宮城県生まれのペロンミ、山形県出身で現在は埼玉県を拠点としている川獺すあの3名。
本展企画の梅津庸一(パープルーム主宰)は、「キャラクター絵画」を取り上げた今回について、1990年代半ばに日本のポップカルチャーが現代美術に持ち込まれたことにふれつつ、現代でSNSなどで見られる多くのキャラクター絵画は、「ある特定のマンガやアニメのキャラクターを使った二次創作ではない。かといってアートの領域に戦略的にキャラクターを召喚しているケースも稀である」と考察している。
また、「最近の『キャラクター絵画』は描かれたキャラクターにおける記号性と身体性に加えて、主にSNSを介してつくられる作者自身のキャラクターの記号性と身体性も含めて読み解かなくてはならないケースも少なくない」と述べている。
本展は「キャラクター」を主題とした作家、門眞妙、ペロンミ、川獺すあの3人の営みの現在、近過去をリサーチし、狭義の意味での「キャラクター絵画」をアートマーケットの商材としてではなく、美術批評の文脈の上でどのように位置づけることができるのかを探る試みになるという。
参加作家は、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業後、現在は出身地の宮城県で活動する門眞妙、宮城県生まれのペロンミ、山形県出身で現在は埼玉県を拠点としている川獺すあの3名。
本展企画の梅津庸一(パープルーム主宰)は、「キャラクター絵画」を取り上げた今回について、1990年代半ばに日本のポップカルチャーが現代美術に持ち込まれたことにふれつつ、現代でSNSなどで見られる多くのキャラクター絵画は、「ある特定のマンガやアニメのキャラクターを使った二次創作ではない。かといってアートの領域に戦略的にキャラクターを召喚しているケースも稀である」と考察している。
また、「最近の『キャラクター絵画』は描かれたキャラクターにおける記号性と身体性に加えて、主にSNSを介してつくられる作者自身のキャラクターの記号性と身体性も含めて読み解かなくてはならないケースも少なくない」と述べている。
本展は「キャラクター」を主題とした作家、門眞妙、ペロンミ、川獺すあの3人の営みの現在、近過去をリサーチし、狭義の意味での「キャラクター絵画」をアートマーケットの商材としてではなく、美術批評の文脈の上でどのように位置づけることができるのかを探る試みになるという。