瀧本幹也

　卓越した感性と視点、グラフィカルな構成力で独特な世界観をみせる写真家の瀧本幹也は、広告写真や映像、映画の撮影監督としても注目を集めている。

　瀧本は敬愛する建築家、ル・コルビュジエの姿を追い、数回に渡ってサヴォア邸やロンシャンの礼拝堂などを訪問。コルビュジエが過ごした時間や眺めたであろう風景を追体験するように感じながら、シャッターを切ったという。

　本展では、コルビュジエをテーマに撮り溜めた新作約30点を展示。1人の建築家が遺したものについてフォーカスする。